サクッと解説「新卒で退職が言いづらい」理由と最適な退職方法

サクッと解説「新卒で退職が言いづらい」理由と最適な退職方法

「新卒でも辞めるなら早い方が良い」です。

 

なぜなら、実際に我慢して務めたものの「もっと早く辞めればよかった」という切実な声があるからです。

「新卒で入社した会社に勤めているか?」のアンケート集計画像

CAREER BIBLEの調査データを基に日経クロステック作成

仕事の満足度を高める情報を発信運営しているサイト「CAREER BIBLE」では、2022年5月に30代以降の会社員を対象に「現在も新卒で入社した会社に勤めているか」というアンケートをとった結果が上記のグラフです。

 

このデーターから分かるように30代以降で会社を転職している人の確率は50%以上、半数以上の人が退職していたことが分かります。

 

つまり、1年頑張って勤務しても、30代、40代になって「新卒入社した会社」に努めているという人は半数以下、皆何らかの理由で退職、転職しているということが証明されています。

 

入社して間もないのに「辞めていいのかな」と考えているのなら、この先10年、20年今の職場で継続していけるかなという見方で考えてみてはいかがでしょう?

 

そう問いただしたときにハッキリと自分は大丈夫と思うのか、それとも新しいスタートを早めに切った方が良いと思うのか・・・自分が一番よく分かっているのではないでしょうか・・・

 

ここでは、新卒で退職が言い出せない人の一番の心配事は払拭できること、退職は早い方が有利だということ、合わせて言い出しづらい人のために利用すると便利な退職代行の話をしていきます。

1.新卒入社3年以内の離職率は30%以上

下記は、新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率をグラフにあらわしたものになります。

 

就業後3年以内の離職率統計図

厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」より

 

厚生労働省が公表している「新規学卒就職者の離職状況」によると3年以内の離職率は、「新規高卒就職者」で36.9%「新規大卒就職者」においては31.2%となっています。

 

厚生労働省の取りまとめによると、1000人以上大企業においては24.7%、100人未満の中小企業では39.1%、大卒者の平均で31.2%が3年以内に離職しています。

 

次に「会社を辞めた理由」についてまとめたデーターも、厚生労働省より公表されています。

 

20代~60代までの幅広い年齢層によるデーターでは、女性の結婚・出産や定年退職、親の介護、会社都合(倒産や人員整理)での退職理由が多いです。

 

そして驚くことに、それ以外の理由では20代から、働き盛りといわれる40代においては「個人的理由」が一番多いとされています。

「前職を辞めた理由」のアンケート集計図

厚生労働省「令和3年上半期雇用動向調査結果の概況」より

 

その中でも男女ともに「労働条件が悪い」「人間関係が悪い」「給与が安い」の3代理由が大きく数字をしめています。

 

厚生労働省の公表からも分かる通り新卒で入社した人でも3年以内に何らかの理由で「退職したい」と考えている。

 

そしてそのおおよその理由はグラフからもわかる通り「労働条件が悪い」「人間関係が悪い」「給与が安い」の3代理由が考えられるということです。

 

「新卒でもう辞めたい」なんて、根気がないとか、努力が足りないとか考えていたとしたなら、そんなことはありません!

 

「辞めたい」と考えているのはあなただけではないのです・・・ということを理解しておきましょう。

2.「新卒で退職は変な懸念持たれそう」の心配はいらない・・・

では、あなたが退職を言い出せない理由は何でしょう?

 

それは再就職の際「採用しても、またすぐに嫌になって辞めてしまうのでは」という懸念を持たれる事なのではないでしょうか・・・

 

確かに人事採用者は、会社のために長く勤めてくれる、良い人材を探しているのですから当然そう考えると思います。

 

でも、あなたがその会社に前向きな姿勢を押し出せば人事採用者も悪い感触は持たないものです。

 

例えば

「就職氷河期で周りが次々に就職を決めていく中、自分はなかなかこれだと感じる就職先に出会えずにいました。

 

そんな時、自分には不向きかなと感じていた営業職に応募し合格を頂いたので、そのまま就職をいたしました。

 

しかし、電話など対面以外ではさほど緊張しないのですが、対面で人と会話すると言葉に詰まったり、途中でどもってしまったりということが続き先方担当者にうまく営業話をすることが出来ずストレスになりました。

 

思い返せば、学生時代の○○サークルでは、サークルメンバー7人と○○コンテストに参加しました。サークルメンバーと、優勝するためにどのような戦略で向かうか、また様々な分野からの情報収集等を行った結果準優勝を獲得することが出来ました。

 

この経験から個人で何かを行うことより、チームで何かを行うことが自分には向いている。営業職より営業を様々な角度からサポートするような、営業サポートの仕事のほうが向いていると考えました。

 

今回、御社○○部○○チームの営業サポートという募集を拝見し、ぜひ1度自分に挑戦させていただきたいと考え応募しました。

こんな具合に、辞めた理由はきちんと説明、その際の就職活動の反省点を自己分析、なぜこの会社へ応募したのか、また入社した際の意欲となどを素直に話すことで人事担当者の「採用しても、またすぐに嫌になって辞めてしまうのでは」という懸念の払拭ができるのではないでしょうか?

 

私が人事担当者なら、きちんと自己分析、反省し自社に対しての前向きな意欲が見えれば好印象を持つことでしょう。
皆さんもそう感じるのではないでしょうか?

3.「退職は早いほうが良い」と切実に実感している声がある・・・

リスタートを切ったある女性の投稿を見つけました。

 

残業代は全くなし。同期は2ヶ月しないうちに辞めました。

 

GW前には、直属の上司に退職の意思を伝えていた。

 

理由:給与が安い、長時間労働時。

 

国立大卒で頭がよく人柄も穏やかな人だった・・・
将来の不安を感じての早期の退職だった・・・

 

自分も1年後に辞めた。
今思うことは、1年も延ばさずもっと早く辞めて新しいスタートを切ればよかった。

 

辞める意思が固まっているなら、さっさと辞めて早々に新しいスタートを始めたほうが良いと感じている。

 

参考:Yahoo!知恵袋「退職」カテゴリーより

 

また、短期間で離職していることはともすると「デメリット」のように考えがちですが、実は企業側からすると第二新卒を採用するメリットというのもあります。

  • 社会人経験を積んでいるので基本的なビジネススキルが身についている
  • 新卒と比べると教育コストは少なく済む
  • 仕事への固定観念が凝り固まっていないため色々なことにとらわれず新しい環境に比較的適応しやすい

新卒で退職した後のことを考えるとどうしても足止めしてしまうという方もいるでしょうが、上記からも分かるようにそのあたりはあまり神経質にならなくても大丈夫だと考えましょう!

4.「新卒で退職がどうしても言いづらい」なら退職代行を選択するべき理由

一言で退職といいますが、そこまで自力で持っていく作業は、実は少し気が重いという人がいるでしょう。

 

実際、そう決めて行動に移したとしても退職できるまでには、平均3か月~半年程度はかかるのが現状です。

 

ともすると会社から色々な理由をつけられて「引き止め」にあったりする場合もあります。

 

この場合の「引き止め」はあなたの実力を認めて会社を辞められるのには「惜しい人材」という「引き止め」ではなく、どちらかというと会社側のメンツであったり、すぐに求人を募集できない実情があったりと会社側による事情がほとんどだと考えましょう。

 

自分で退職までの処理をするには、上司に話す、上司が上層部に掛け合いOKが出れば退職届を提出、退職日を会社側の業務等に照らし合わせ初めて退職日が決定、そのあと後任選択、引継ぎ、その他諸々の細かい作業が発生してきます。

 

特に新卒で退職しようとすると周りの反応は急に冷たくなる場合も・・・

 

退職する人でも、退職するその日までは働くわけです、周りからは「最後までしっかりやってもらわないと困る」といったバッシングがあったり、「なんだよ、こんなに早く会社辞めるの?」という感じで冷遇されることは覚悟しながら退職までの数か月を過ごすことになると思います。

 

たかが数か月ですが、この数か月が実は結構メンタルやられるくらいきつかったりする場合もあるので「辞める」という固い意思があるのならスッキリと退職代行という手段で会社を辞めるのも1つの手です。

 

退職代行の利点は、気軽に相談できる事と即日対応してくれること、また退職に必要な諸々の作業を一手に請け負ってくれるので自分は何もせず退職代行業者に全てお任せできるところです。

 

私の時代には、この様なサービスは一切なかったので本当にあの頃に、退職代行があればあんなに苦労したり、メンタルが疲れ切らずに済んだのにといまさらながらに思います。

 

なので退職代行サービスを使うことは実はとてもおススメなのです。

 

ただし退職代行を選ぶ際には注意点もあります。
それは、きちんとした「弁護士法人」が運営している退職代行業者を選ぶということです。

 

昨今、退職代行業者はたくさんありますが、中には「弁護士監修」といううたい文句で退職代行を行っている業者があります。

 

弁護士が運営している退職代行と、そうでない業者とでは、行える作業に違いがありますし、安心性や確実性に違いが出てきます。

 

1つ欠点をあげるとすれば、多少の金額がかかってしまう・・・ということです。

 

しかし、その代金を支払ったとしても「即日対応してもらえて」「きちんと法的手段に沿って代行してもらえる」また「今ある全てのトラブルを解決してもらえる」という点では非常に安心です。

 

加えて「退職の意向を伝える」「社会保険や雇用保険の手続きも全て行ってもらえる」「退職金や残りの給料の支払いの手続き申請」「有給休暇の消化の対応」など
自分自身で行うと、非常に煩わしい作業を代行してくれるので大きなストレスを抱えずにすみます。

 

ここでは2つの退職代行業者を紹介します。

弁護士運営の「退職110番」

 

弁護士法人「退職110番」

 

弁護士法人が運営している安心の退職代行サービスです。
WEBサイトより問い合わせOK/面談不要
一律 43,800円(税込み)
※オプション費用その他ケースにより別途費用がかかることあり

 

弁護士法人「みやび」画像
弁護士法人 みやび

 

弁護士法人が運営している安心の退職代行サービスです。
LINEでの問い合わせOK/面談不要
着手金 55,000円(税込み)
※オプション費用その他ケースにより別途費用がかかることあり

なぜ、この2つの退職代行業者をお勧めするのかというと、どちらも「弁護士法人」による退職代行だからです。

 

退職代行業者はたくさんありますが弁護士が運営しているのではなく「弁護士監修」と記載されている代行業者があります。
「弁護士監修」はチェックはしているが、実際の運営は弁護士が行っていないことが多いです。

 

色々めんどうな手続きが発生する場合は、後からトラブルが起こらない様きちんと法に基づいた処理や対応のできる「弁護士が運営」している代行業者業者が確実に安心できます。

 

何かあっても「即」対応してもらえた上、きちんと法的手段に沿って代行してもらえるという安心感があります。また今まで説明してきた全てのトラブルを相談し解決してもらえるという点でもおススメです。

 

弁護士が運営している安心の退職代行サービスならどんな問題も相談できますし、トラブル回避にもつながります。

 

あなたならストレスを抱えながら時に「引き止め」に合うかもしれない言い出しづらい「退職」を自分で処理しますか?それとも多少のお金は心の安心代金と考えて割り切り、退職代行サービスを使って速攻今の会社を退職しますか?

 

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