退職代行【比較】5つのポイントから選び方を徹底解説!

退職代行【比較】5つのポイントから選び方を徹底解説!

退職代行サービスを選ぶ時には、見逃してはいけない「比較ポイント」があります。

 

それが、この退職代行比較5つのポイントになります。

ポイント①サービス業者の過去の成功率はどのくらいなのか?
ポイント②適正価格であるか?
ポイント③労働問題なので会社との交渉権があるのか否か?
ポイント④弁護士がきちんと監修しているのか、もしくは弁護士運営か?
ポイント⑤代行サービスは「どのくらいの範囲」まで行ってもらえるのか?

このポイントをしっかり押さえ、自分が希望するサービスをチョイスすることが退職代行サービスを使うときの鍵となり、とても重要になってきます。

 

選び方を間違えてしまうと、満足のゆく結果にならず、ネット上にあふれる「退職代行 失敗」の様な原因になるのです。

 

この記事では、人気退職代行サービスを5社に絞り、ポイント5つを各々比較してみたいと思います。

 

過去に「退職勧奨」の経験がある筆者の目線で、どんな場合にどのようなサービスが必要か、利用すべき退職代行サービスの内容はこの様なものがベストという事も織り交ぜながら解説します。

 

特にこれから「退職代行サービス」を利用したいと考えている人たちは、ぜひ参考にしてみてください。

1.退職代行サービス比較「5つのポイントから見た比較表」

以下は、人気退職代行サービス5社について5つのポイントに注目しながらサービス状況をまとめた比較表です。
◆人気退職代行サービス5つの主要ポイント詳細状況

ポイント項目

退職代行
ガーディアン

退職Jobs

退職代行
ニコイチ

弁護士法人
みやび

退職110番

ポイント①
成功率

退職できなかった
ケース過去に1件も無し

退職できなければ全額返金(退職完了まで無期限でフォロー)

退職の成功率
100%

確実に退職OK 確実に退職OK

ポイント②
価格

29,800円
(税込み)

27,000円
(税込み)

27,000円
(税込み)

55.000円
(税込み)

43,800円
(税込み)

ポイント③
交渉の有無

ポイント④
弁護士監修の有無

合同労働組合(弁護士と同様の交渉権あり)

顧問弁護士監修(弁護士が顔出し表に立っている

弁護士監修 創業17年の業界随一の老舗 弁護士法人が運営 弁護士法人が運営

ポイント⑤
サービス範囲

賃金未払い・残業代対応OK。裁判等NG 長引く交渉は労働組合と提携して行う(別途料金)退職金。未払い金の交渉および裁判等NG

退職金や未払い給料などの交渉、裁判はNG

賃金未払い・残業代未払いの交渉や裁判の代理対応可能

賃金未払い・残業代未払いの交渉や裁判の代理対応可能

退職代行サービスを比較しながら5つのポイントについてそれぞれ解説していきます。

2.ポイント①退職代行を「成功率」で比較

退職代行を「成功率」で比較する画像
各退職代行サービスは、独自の表現方法で成功率を公式サイトに表示しています。

 

その表現方法は「成功率○○%」「退職できなかったケースは無し」「確実に退職等」というように様々です。注意しなければいけないのは、「成功率100%」と表示しているのに実態が怪しい業者のサイトです。

 

実績がある名の通った代行サービス業者であれば成功率以外に、実績数や代表や顧問の顔出し、できることできないこと等をきちんと提示している物です。

 

利用して良い退職代行サービスなのかどうかを比較する際この「成功率」を確認するのは1つの目安になります。

2-1.退職代行ガーディアンの「成功率」

「退職代行サービスガーディアン」は、成功率を%では表示していません。

 

ただし公式サイトを見てみると「退職出来なかったケースは1件もなし」というかなり強い言葉で書かれているのが分かります。

 

新聞やネットNEWSでたびたび取り上げられており、業界最強という呼び声が高いのが「退職代行ガーディアン」です。

 

「退職代行ガーディアン」は法律に則って交渉するため「辞められない」というケースが過去一度もないということが売りになっています。

 

あれこれと、うるさくいってくる会社には「組合」が団体交渉を起こして相談者を守ってくれます。

2-2.退職代行Jobsの「成功率」

「退職代行Jobs」も公式サイトでは成功率をあえて表示していません。

 

「退職できなければ全額返金」となっており、退職が完了するまで期間無制限でフォローするとなっています。

 

「退職代行Jobs」の公式サイトの一番下に、以前相談を受けた相談者の話が掲載されています。

 

この相談者は、電話相談したものの結局利用しなかったそうです、しかし相談から3か月後、相談者の家族から電話履歴を頼りに連絡があり「本人が自死」した事実を知らされたとのこと。

 

この辛い経験を踏まえてヒューマンサポート事業として「憲法13条」によって保障された「個人として尊重され生命、自由、幸福追求に対する権利」が実現される様に強い信念のもとフォローアップすること宣言しています。

2-3.退職代行ニコイチの「成功率」

「退職代行ニコイチ」は今回取り上げた5社のうち唯一、大々的に「退職の成功率100%」と公式サイトに掲げています。

 

創業17年の歴史を持つ、『元祖 退職代行』と呼ばれるのにふさわしい、この業界随一の老舗です。

 

過去の取扱件数が多く、経験が豊富、色々なノウハウがあるということでも成功率が高いのも納得でうなずけます。

 

2022年10月現在 累計で38,397人のサポートを成功させてきている実績では業界№1の実力代行サービス業者となります。

2-4.弁護士法人みやびの退職代行の「成功率」

「弁護士法人みやび」は、その名の通り代行サービスを弁護士が行ってくれる退職代行になります。

 

公式サイトには「確実に退職」とだけ記載されておりますが、弁護士が行うのでほぼ間違いなく100%の確率で退職に成功できることは間違いないでしょう。

 

何事においても「絶対」「100%保証」ということは言い切れない、また、弁護士事務所だと単なる「退職」だけというより、損害賠償請求や労災等の手続きもプラスしてくる兼ね合いからこの様な書き方になっていると思われます。

2-5.退職110番|弁護士運営の退職代行の「成功率」

「退職110番」も弁護士法人が運営する退職代行サービスになります。

 

同じく公式サイトには「確実に退職」ということが記載されており、「100%」と書かないのは、弁護士法人みやびのそれと同様だと思います。

 

「退職110番」は、特に労働問題に明るい弁護士が運営しているサービスなので、ほぼ心配いらずで全て任せられるところが魅力なのだと思います。

3.ポイント②退職代行を「価格」で比較

自分ではなかなか切り出せない、もしくは様々な圧力がかかり上手く退職できない人に便利なサービスが退職代行サービス、そしてその認知度も年々確立されています。
◆年代別退職代行サービス認知度率(2021年11月)
退職代行年代別認知度比較表

退職代行サービスを認知している人は多くの年代に分散しています。

 

中でも20代の若者の半数以上が「退職代行」を認識しています。

 

各退職代行サービスの利用者層も若い世代が利用する傾向にあると発表されています。

 

つまり利用者の心理に「できるだけ安価でおさえたい」という気持ちのある人が多いというのが現状です。

 

その心の隙間を狙った退職代行サービス業者が多いことが問題になっています。

 

「安価」を掲げている退職代行サービス業者の中には、お金だけ取って連絡が取れなくる、専門知識がなく違法な行為となり退職が無効となる等のケースが取りざたされ問題になっています。

 

価格帯は、1つの目安に過ぎませんが、この業界の適正水準価格は30,000円前後だと言われています。

 

価格の安さに飛びつくと後から追加料金が発生したり、費用を取り逃げされる恐れがあるので、その様な失敗から身を守る為にも、適正価格を知っておくことは退職代行サービスを比較する材料の1つです。

3-1.退職代行ガーディアンの「価格」

「退職代行ガーディアン」は、東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合となり価格は29,800円となっています。

 

労働組合なので合法的処置もでき一般法人水準の価格の安さを兼ね備えている事が売りになっています。

 

高額な弁護士事務所には頼みづらいけれど、退職代行に依頼しても「すんなり辞められそうにないかも」や「引き止め等で長引く嫌がらせ等を受けていた」という人もいると思います。

 

この様な人は、一般法人の退職代行より「退職代行ガーディアン」のようなある程度、合法処置も行ってもら得る代行業者に依頼することが、もしもの時のためにもオススメです。

3-2.退職代行Jobsの「価格」

「退職代行Jobs」は、 隼町法律事務所/弁護士 西前啓子(第二東京弁護士会所属弁護士)が適正適法な業務を行うための指導しており、本人も公式サイトに顔出しで監修している退職代行サービスになります。

 

実際の業務は㈱アレスが行っているので27,000円という低価格が実現しています。

 

また、すんなり退職できず長引き会社側との交渉が必要な時のために合同労働組合ユニオンジャパンと提携しており引き継ぐことが可能という部分でも安心です。

 

その心配がある場合は、初めからパックプランに加入(退職代行Jobsの代行費用27,000円+組合費2,000円の合計29,000円)して申し込むことで安心できます。

3-3.退職代行ニコイチの「価格」

「退職代行ニコイチ」はこの業界では17年の歴史を誇る「元祖」退職代行業者となるので経験の豊富さ、退職完了者数2022年10月時点で38,397人という実績が強みです。

 

加えて魅力的なのが公式サイトで謳われている「業界最安値の27,000円追加料金なし」という価格です。

 

きちんと弁護士が監修しており、歴史が長いことでの様々な事例案件を解決に導いてきた実績で安心感があります。

3-4.弁護士法人みやびの退職代行サービスの「価格」

「弁護士法人みやび」は価格帯は55,000円と高めです。もちろん弁護士が全て代行業務を行うということでの価格帯なので、ほぼ100%お任せで終了できる信頼感という点ではオススメできます。

 

一般的に弁護士に何かを依頼すると、相談料として30~60分で5,000円程度、案件にもよりますが、おおよそ1案件300,000円~というのが相場です。

 

ですので、そこから考えると退職代行に関して言えば安価で妥当だと言えるのです。

 

退職だけの平易な代行であれば、一般業者が行っている退職代行業者で済ませても良いと思うのですが、他社で断られてしまう様な困難なケースの場合は弁護士運営の代行業者がおススメです。

3-5.退職110番|弁護士運営の退職代行の「価格」

こちらの「退職110番」も弁護士運営の退職代行として看板を掲げている分、43,800円と他社より高額になっています。

 

しかし、弁護士運営の退職代行として考えると、利用者目線の低価格帯に抑えた金額を提示しています。

 

弁護士と社会労務士の2つの顔を持つ相川祐一朗弁護士は、労働問題専門で経験豊富というところに信頼感が持てます。

 

弁護士法人だからできる業務を、正確にこなしてくれますので確実に退職したい方向けと言えます。

4.ポイント③退職代行を「会社交渉の有無」で比較

退職代行比較|会社交渉の有無まず初めに、利用者が理解しておかなくてはいけないのが「退職も有給も労働者の権利」であり、会社に拒否権はないということです。

 

退職代行サービスとは、会社を辞める手続きを代行してくれて自分で嫌な思いをした会社にかかわらずに退職できるよう促してくれるサービスのことをさします。

 

一般的にはほぼ問題なく退職できるケースが多いのですが、ただ会社によっては対応が難しく、交渉しないとすんなりいかないケースというのもあるのです。

 

筆者のケースもそれで、会社側は退職届を書けば明日から来なくて良いというような感じで、退職金も有給消化も数カ月先にもらえるであろうボーナスに関しても出さないというようなスタンスでした。

 

当時は、退職代行サービスの存在はなかったので、それらを個人で逆転するのは、本当に至難の連続でした。

 

この様なケースでは、一般業者では、交渉権がないので頓挫してしまい最悪は「退職」できない可能性もあります。

 

そうならないために自分が依頼する退職業者は、会社との交渉は可能なのかどうかを見極めておくのも、退職代行を比較するポイントの1つになります。

4-1.退職代行ガーディアンの「会社交渉の有無」

退職代行ガーディアンは会社交渉あり「退職代行ガーディアン」の最高にして最大の特徴は、この「会社との交渉が有り」というところです。

 

他の一般業者だと退職問題で長引いてしまった時に、会社との交渉が出来ないのですが、それが可能だということが一番の強みになります。

 

「退職代行ガーディアン」は、労働組合法人(東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合)になっていますので、会社との交渉権があるのです。

 

退職の手続きにトラブルが起き「交渉」しなくてはならない時に、交渉できるのは「労働組合」「弁護士」です。

 

このことを良く知らず安易に代行業者をチョイスしたことによる退職代行トラブルの事例がネット上で見られます。

 

そのほとんどが「退職代行選びに失敗」しているケースです、自分はどのような退職事例になるのかを見極め、その手続きが可能な代行業者を選択しなければ希望の退職にはならないからです。

 

自分がどういった事例で、退職にあたって交渉しなければならない状況になりそうであれば、最初から交渉権のある退職代行サービスを選ぶことをおススメします。

4-2.退職代行Jobsの「会社交渉の有無」

退職代行Jobsは会社交渉はなし「退職代行Jobs」では、会社交渉はできません、実際の業務は㈱アレスが行っているからです。

 

しかし、すんなり退職できず長引き会社側との交渉が必要な時のために合同労働組合ユニオンジャパンと提携しており、jobsでできない業務を労働組合に引き継ぎ交渉するという流れが整えられています。

 

「退職代行Jobs」では、代行手続きだけにとどまらず、長引いてしまう相談者のために労働組合と提携してダブルサポート体制をとっているあたりは、とても誠実で信頼感につながります。

4-3.退職代行ニコイチの「会社交渉の有無」

退職代行ニコイチでは会社交渉はなし「退職代行ニコイチ」は、老舗で実績、信頼感も業界トップではあるのですが一般業者の運営なので、長引く会社との問題交渉の対応はできません。

 

退職金や残業代の未払いなど退職する以外の法的な処理が必要な案件の方には不向きと言えるでしょう。

4-4.弁護士法人みやびの退職代行の「会社交渉の有無」

弁護士法人みやびは会社交渉はOK「弁護士法人みやび」は、弁護士が代行しますので、会社との交渉は確実に行ってもらえます。

 

普通の代行業者ではできない難しいケースや、断られたというような事案なら、やはり弁護士法人の代行業者を選ぶことが正解です。

4-5.退職110番|弁護士運営の退職代行の「会社交渉の有無」

退職110番は会社交渉OK「退職110番」も弁護士法人をなので会社との交渉は確実に対応してもらえます。

 

仮に裁判まで争うようなことになったとしても、初めから案件を担当してくれている弁護士に任せるのと、新たに一から依頼しなおすのとでは時間や労力、費用の問題まで考えるとずっと楽なのではないかと思います。

 

筆者の時もそうでしたが、自分のケースが少し特別であると感じるのであれば、弁護士と社会労務士の2つの顔を持ち、得意分野が労働問題だという「退職110番」の様な事務所に依頼するのも一つの手だと思います。

 

大きな交渉事がある場合でも安心して初めから任せられるところは、やはり魅力ではないでしょうか。

5.ポイント④退職代行を「弁護士監修の有無」で比較

退職代行 比較 弁護士が監修しているか?
退職代行サービスを比較する際には、弁護士が監修に携わっているのか、もしくは弁護士が運営しているというような部分もチェックすることが大切です。

 

そのことにより「できること」「できないこと」がハッキリと提示されるからです、中にはきちんと提示せず高額な費用を請求したり、振り込と同時に連絡が取れなくなる業者もあるからです。

 

退職代行は労働問題の部分に触れるので、弁護士が運営している必要はありませんが、きちんと監修して運営を細かくチェックされているかが重要になります。

5-1.退職代行ガーディアンの「弁護士監修の有無」

退職代行ガーディアンは弁護士監修なし
「退職代行ガーディアン」は弁護士が監修しているわけではありません。

 

しかし、TRK 東京労働経済組合の運営で、弁護士でなくてはできない様な労働問題も東京都労働委員会に認証されている法適合の組合ということで、ほぼ弁護士が通常行うような事案も相談できるので弁護士監修ではないけれど安心です。

 

私たち労働者の「強い味方」といってもいいのかもしれません。

 

何か不安なケースであれば料金も安く、交渉事にもほぼ対応可能である「退職代行ガーディアン」に依頼しておくのが良いのではないでしょうか。

5-2.退職代行Jobsの「弁護士監修の有無」

退職代行Jobs 弁護士監修あり
「退職代行Jobs」は、隼町法律事務所/弁護士 西前啓子(第二東京弁護士会所属弁護士)が顧問弁護士として監修しています。

 

名前だけの弁護士監修ではなくきちんと公式サイトに顔出しをして事案のチェックも行っているというところに信頼感が持てます。

 

実際の業務は㈱アレスが行っており、交渉が必要な事案になると提携している合同労働組合ユニオンジャパンへ引き継ぐ形を取っています。

5-3.退職代行ニコイチの「弁護士監修の有無」

退職代行ニコイチ 弁護士監修あり
「退職代行ニコイチ」は、公式サイトによると「弁護士による適正指導を受け運用している」と書かれていました。

 

つまり、弁護士によるチェックのもと代行サービスを運用しているということです。

 

弁護士による運営ではないものの、長年の経験に基づいた土台と、弁護士によるしっかりとした指導の2本柱でさすがの38,397人の実績と成功率を掲げています。

5-4.弁護士法人みやびの退職代行の「弁護士監修の有無」

弁護士法人みやび 弁護士が運営
「弁護士法人みやび」に関しては、名前の通り、弁護士が運営しているので何も問題はなく安心できる要因となっています。

 

他の代行業者では不安感がある人などには、絶大な信頼感を持って利用されており、最近多くなってきている「ブラック企業などの悪質な事案」の場合などは弁護士に依頼するほうが確実で早いということで、依頼者も増加傾向にあるようです。

5-5.退職110番|弁護士運営の退職代行の「弁護士監修の有無」

退職110番は弁護士運営
「退職110番」こちらも弁護士運営ですので全ての事案に対応可な代行業者となっています。

 

過去には「解雇」というのが多かった事案に対し、現在では「いじめやいやがらせ」ハラスメント系の事案が増えてきているというのが現実です。

 

この様な悪質なハラスメントでは、補償や解決金のような物も高額になるケースが少なくないのでそのような場合はやはり弁護士運営の退職代行サービスの利用が望ましいです。

6.ポイント⑤退職代行を「サービス範囲」で比較

退職代行を「サービス範囲」で比較する画像
退職代行サービスを選ぶ時の比較ポイントですが最後は「どんなサービスがあり、どの範囲まで行ってもらえるのか」ということをしっかりと確認しておきましょう。

 

例えば、「退職」だけできれば満足で、その他の希望や要求がないのならわざわざ弁護士運営の高い費用の退職代行サービスを利用する必要はないです。

 

しかし、引き止めや激しい嫌がらせ等で給与未払い、有給消化を認めない等の場合では会社側との交渉が必要になってきます。

 

この様な場合は、一般企業が運営の交渉権のない退職代行業者だと話が上手く進まないということが起きてきます。

 

また、ハラスメントがひどく精神的にも肉体的にもダメージがあり会社側に慰謝料(損害賠償)を求めたい等という場合は弁護士運営の退職代行サービスがふさわしいです。

 

この様に自分がどのケースにあてはまり、利用したい退職代行業者はどの範囲まで対応可能かを知っておくことで、大きな失敗の原因になります。

6-1.退職代行ガーディアンの「サービス範囲」

「退職代行ガーディアン」は、法適合の合同労働組合なので弁護士と同様の交渉権があります、そのためかなりの範囲をまかなえるという部分でとても心強いと言えます。
◆「退職代行ガーディアン」の主要サービス範囲 一覧表

会社への代行連絡
退職手続サポート
有給消化の交渉
給与未払いの対応
未払い残業代請求
退職金の請求業務
慰謝料請求
労災保険請求
訴訟対応
転職サポート
非正規雇用・パート・アルバイトの利用
相談方法 LINE・電話 365日24時間対応
支払い方法 クレジットカード・銀行振込

6-2.退職代行Jobsの「サービス範囲」

「退職代行Jobs」は一般企業が運営の退職代行サービスになりますが、合同労働組合ユニオンジャパンとの連携をとっているため会社との交渉が可能です。すんなり退職できればjobsオンリーで、交渉事が出てきてしまう様な場合は合同労働組合ユニオンジャパンへバトンタッチをして引き継ぐというダブルサポート体制になっています。
◆「退職代行Jobs」の主要サービス範囲 一覧表

会社への代行連絡
退職手続サポート
有給消化の交渉 〇 ※合同労働組合ユニオンジャパンとの連携
給与未払いの対応 〇 ※合同労働組合ユニオンジャパンとの連携
未払い残業代請求 〇 ※合同労働組合ユニオンジャパンとの連携
退職金の請求業務 〇 ※合同労働組合ユニオンジャパンとの連携
慰謝料請求
労災保険請求
訴訟対応
転職サポート
非正規雇用・パート・アルバイトの利用
相談方法 LINE・電話・メール 24時間対応
支払い方法 クレジットカード・コンビニ払い・銀行振込・paidy払い

6-3.退職代行ニコイチの「サービス範囲」

「退職代行ニコイチ」は、一般業者になるので会社との交渉はできません。ただし、有給消化サポートは無料(費用に含む)で行ってもらえるようなので、そのあたりのサポートが気になる人には便利です。
また「退職代行ニコイチ」は人材紹介会社と提携している強みがあり、転職エージェントを紹介してもらえるというサポート(無料)があるので退職後の心配がある人には嬉しい特典となります。
◆「退職代行ニコイチ」の主要サービス範囲 一覧表

会社への代行連絡
退職手続サポート
有給消化の交渉
給与未払いの対応
未払い残業代請求
退職金の請求業務
慰謝料請求
労災保険請求
訴訟対応
転職サポート
非正規雇用・パート・アルバイトの利用
相談方法 LINE・電話・メール 24時間対応
支払い方法 クレジットカード・銀行振込・電子マネー可

6-4.弁護士法人みやびの退職代行の「サービス範囲」

「弁護士法人みやび」は、弁護士が代行をするので、労働問題全般の対応が可能となります。

 

賃金未払い、残業代未払い、損害賠償や労災関係も全て対応可能なのがやはり弁護士事務所の強みになります。

 

最近では、退職だけではなく賃金の未払いであったり、精神的苦痛による賠償問題であったりと複雑な事情が重なることが見られます。

 

そういった点で問題を抱えている方がしっかりとしたサポートを受けたいという人には弁護士法人の退職代行はおススメできます。
◆「弁護士法人みやび」の主要サービス範囲 一覧表

会社への代行連絡
退職手続サポート
有給消化の交渉
給与未払いの対応 〇※オプション
未払い残業代請求 〇※オプション
退職金の請求業務 〇※オプション
慰謝料請求 〇※オプション
労災保険請求 〇※オプション
訴訟対応 〇※オプション
転職サポート
非正規雇用・パート・アルバイトの利用 〇 ※業務委託、業務請負は対象外
相談方法 LINE・メール 24時間対応
支払い方法 銀行振込(現金払い)

 

6-5.退職110番|弁護士運営の退職代行の「サービス範囲」

「退職110番」では、もちろん全ての労働問題に関してのや対応が可能となり、困難案件でのサポートが必要な人にとっては間違いなくしっかり業務遂行してもらえる弁護士事務所への依頼が一番問題なくスムーズに退職できる事は言うまでもありません。

 

「退職110番」は、弁護士法人の中でも比較的良心的な価格帯ということでの魅力となります。

 

また、弁護士事務所の退職代行だと「現金振り込み」での支払いというパターンが多いのですが、「退職110番」の支払い方法は、カード払いが選択できる事は大きいのではないかと思います。
◆「退職110番」の主要サービス範囲 一覧表

会社への代行連絡
退職手続サポート
有給消化の交渉
給与未払いの対応 〇※オプション
未払い残業代請求 〇※オプション
退職金の請求業務 〇※オプション
慰謝料請求 〇※オプション
労災保険請求 〇※オプション
訴訟対応 〇※オプション
転職サポート  ✖
非正規雇用・パート・アルバイトの利用 ※業務委託、業務請負は対象外
相談方法 メール 24時間対応
支払い方法 クレジットカード(VISA、JCB、MASTER、AMEX)

7.退職代行【比較】5つのポイントから選び方を徹底解説のまとめ

人気の退職代行業者5社が提供している代行サービスを5つのポイントに絞り比較しながら紹介しました。

 

価格帯や行えるサービスの範囲は各社異なりましたので自分の予算、希望のサービス内容に応じて適切な退職代行サービスを利用してみることをおススメします。

 

また「相談は無料」という退職代行業者が多いので非常に心強いのではないでしょうか、まずは下記公式ホームページより問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?

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